「デゾネイ・ビセイ」は、ブリューノ・デゾネイ氏が率いるフラジェ・エシェゾーの家族経営ドメーヌです。 1994年の義祖父母の引退に伴ってブリューノ氏が引き継いだ畑と、個人で購入した畑を合わせてヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニーなど、コート・ド・ニュイの五つの村に約6haの素晴らしい畑を所有しています。
畑は40年~70年と樹齢の高い樹がとても多いそうで、ブリューノ氏は植物保護の地方局と連携しながら、この畑をリュット・レゾネで手入れしており、これら努力の結果、凝縮したブドウが収穫されています。
手摘みで収穫されたブドウは100%除梗され、自然酵母によって15~21日間アルコール醗酵されます。
その後、オーク樽で18ヶ月熟成されますが、新樽は33%ほどになり、残りは1~20年樽になっているそうです。
栽培も醸造も、非常に伝統的な方式で行っているというブリューノ氏のワインは、早飲みよりもじっくりと寝かせた方が真価を発揮するタイプとも言われています。
ヴォーヌ・ロマネの中でも、フィネスに富み、滑らかな口当たりが際立つ一級畑「レ・ボーモン」。
「レ・ボーモン」では、ジャン・ジャック・コンフュロンやジャン・グリヴォなど、多くの生産者がワインを造っています。