「自然と結びついた創造性と技術の結晶」と自らの作品を定義する「セドリック・ブシャール」。
シャンパーニュの外れ、オーブ県のセル・シュール・ウールス村の単一区画畑から、モノ・セパージュかつ単一収穫年のシャンパーニュのみを醸造している造り手ですが、セドリック氏がシャンパーニュ造りを始めたのは、2000年というのですから相当に若いドメーヌだと言えるでしょう。
しかしながら、その力量はすでにシャンパーニュ愛好家たちの知るところとなっており、世界各国の人々がその稀少な作品を追い求めています。
リュット・レゾネ式で栽培されているブドウの平均樹齢は、30年。
果実は熟度をしっかりと見極めた上で手摘みで収穫され、圧搾前にさらに選果が行われます。
「ローズ・ド・ジャンヌ・コート・ド・ヴァル・ヴィレーヌ」は、セドリック氏が父の畑を借りて栽培したブドウから造っていたシリーズ「アンフロレッサンス」とは別に、セドリック氏自身が立ち上げたメゾンによる作品。
ノン・ヴィンテージ表記になっていますが、今回ご紹介のアイテムは、実際には2021年産(R21)のピノ・ノワール100%で醸造されたシャンパーニュです。