「マルゲ」は、1870年からブドウ栽培に携わっており、シャンパーニュの販売を始めたのは1905年からだという小さなネゴシアン・マニュピュラン。 現在のオーナーならびに栽培・醸造マネージャーを務めるブノワ・マルゲ氏は、五代目にあたります。
メゾンを営むマルゲ・ボンヌラーヴ家は、アンボネイをはじめとする五つのグラン・クリュとエペルネに自社畑を保有していますが、自社シャンパーニュのさらなる品質向上を目指すべく、ブノワ・マルゲ氏はかの天才醸造家、エルヴェ・ジェスタン氏をコンサルタントに招きました。
自社所有のグラン・クリュのポテンシャルに頼り切るのではなく、よりその力を引き出すべく、常に最良の方法を模索し続けるのが、ブノワ・マルゲの目指すところなのでしょう。
5代目当主ブノワ・マルゲが自ら手掛けるワインの中で最も情熱を注いでいるスペシャル・キュヴェ「サピエンス」。
完全なる自然派のメソッドで造られた初のプレスティージュ・シャンパーニュであり、ブノワ・マルゲ、ブノワ・ライエ、ヴァンサン・ラヴァル、ダヴィッド・レクラパールら、ビオディナミを実践する4名の偉大な造り手による共同プロジェクトです。
ダヴィッド・レクラパールのシャルドネ、ヴァンサン・ラヴァルのムニエ、ブノワ・ライエのピノ・ノワールをアッサンブラージュし、ブノワ・マルゲのセラーで醸造します。
特別な森から厳選された高級木材を用いた一級の木樽で2年熟成させ、瓶内二次発酵を経て収穫から9年後にリリースされます。