世界中のワイン好きに「ポムロールの最高傑作」と絶賛される「シャトー・ル・パン」。
そのオーナー、ジャック・ティエンポン氏が2011年からリリースを開始し、「サン・テミリオンのル・パン」の異名を持つのがこちらの「リフ」です。
もともとは「シャトー・ラ・ブイグ」という名でリリースされていたワインの畑を、ティエンポン氏が2010年に購入、5haの畑に加えてさらに別の区画も買い増し、2011年からリフを造り始めました。
リフの畑は主にサン・テミリオンの東部に位置しており、近くにはトロロン・モンドやラ・モンドットがあります。
8haの畑にはメルロー70%、カベルネ・フラン30%、若干のカベルネ・ソーヴィニヨンの割合でブドウ樹が植えられており、今後さらにカベルネ・フランの比率を上げてゆくための植え替えや、密植率を上げるなどの改善を行っており、生産量は多くはありません。
ワインを手がけるのは、ティエンポン氏の従甥にあたるシリル・ティエンポン氏。
新樽率は50%、12~16ケ月の樽熟成を経て瓶詰めされています。