1859年にバルバレスコ村に設立された「ガヤ」は、代々着実にその品質を向上させてきた由緒あるワイナリーですが、同社が決定的に世界中からの注目を浴びるようになったのは、4代目当主、アンジェロ・ガヤ氏の活躍によるものでした。
アンジェロは、今やイタリア高級ワイン醸造において常識となっている「フレンチオークを使ったバリック熟成」を初めて導入し、フランスワイン品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン等の栽培を始めたのです。
この事で、ガヤは自社ワインの質を一気に向上させただけでなく、イタリアワインそのもののイメージアップに貢献することとなりました。
「コンテイザ」とは、「紛争」という意味だそうで、バローロとラ・モッラの畑の所有権をめぐる紛争に由来しているとのことです。
川近くにあるコンテイザの畑は温暖な気候に恵まれており、バローロの中でもバルバレスコ寄りの位置にあるため、ここから造られるワインもバルバレスコ的な性格を持った比較的柔らかな味わいになると言われています。
単一畑のバローロでありますが、格付けはDOCランゲという「コンテイザ」。
2009年のパーカーポイントは96点です!