その歴史は17世紀にまで遡り、祖先となるフェロー家の人々はオリーブやサクランボの樹に囲まれた畑でブドウを栽培していた「ドメーヌ・ぺゴー」。
現当主のポール・フェロー氏の曽祖父母時代から、ドメーヌは畑を拡大し、母・エルヴィーユ氏からワイン造りのノウハウを学んだポール・フェロー氏は、1964年に、自身の手による初のワインを造り上げました。
そして1987年、ポール氏と、ワイン造りについての勉強を終え、地元に戻ってきた娘のローレンス氏が「ドメーヌ・ぺゴー」を新たに立ち上げました。
ポール氏は栽培から醸造まで、伝統に則ったクラシカルな姿勢でワイン造りを行い、ローレンス氏はマネジメント担当として才能を発揮し、ネゴシアン業まで手がけるようになっています。
「シャトーヌフ・デュ・パプ・キュヴェ・ローレンス」は、4年の熟成期間が設けられており、生産量も約6,000本(レゼルヴェの10分の1)という上級キュヴェ。
2017年ヴィンテージのパーカーポイントは93-95点です。