ブルゴーニュ、特にシャサーニュでは、かのラモネと肩を並べる「ミシェル・ニーロン」。
現当主であるミシェル・ニーロン氏の祖父、レオン・ニーロン氏が創設者となるドメーヌですが、ミシェル氏の父・マルセル氏の代までは、約3haの畑しか所有しておらず、ブドウは全てネゴシアンに売っていたそうです。
14歳から畑で働き始めていたミシェル氏が、1957年に両親から畑を継承すると、一部のワインを友人や少数の顧客に販売することをスタートさせ、そして1970年代の初めに「ドメーヌ・ミシェル・ニーロン」としてドメーヌ瓶詰を開始したとのこと。
現在は、ミシェル氏の娘婿であるミシェル・クトー氏と、孫のマチュー・ブレリン氏がワイン造りを行っており、かのロバート・パーカー氏も「ミシェル・ニーロンは世界のシャルドネ生産者のベスト5のうちの1人である」とその力量を褒め称えています。
「シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・マルトロワ」は、「シャサーニュ・モンラッシェ」の他の畑に比べ、ミネラル感は控えめながら、より滑らかでオイリーな口当たり、豊かなコクが楽しめる区域が「ラ・マルトロワ」だと言われています。
コート・ド・ボーヌの一級畑ワイン「シャサーニュ・モンラッシェ・クロ・ド・ラ・マルトロワ」は、他の畑に比べ、ミネラル感は控えめながら、より滑らかでオイリーな口当たり、豊かなコクが楽しめると言われています。
パーカーポイントは91点です。