ジョセフ・カミュ氏がドメーヌを設立したのが1830年、孫のユベール氏が現当主を務める「ドメーヌ・カミュ」は、16.8haの所有畑中、三分の二がグラン・クリュであるという恵まれた造り手です。
ワイン造りは無駄なくシンプルなもので、樹齢40年以上の葡萄を100%除梗した後、1920年製のプレス機で時間をかけてワインは圧搾されます。
樽熟成は15~18ヶ月間に及び、新樽比率は平均で25%、グラン・クリュに関しては約50%になります。
人の手を介入させることを出来る限り避け、シンプルに徹したワイン造りが評判を呼んでいますが、ドメーヌ元詰めのワインは生産量の約70%で、残りはネゴシアンに販売しています。