一貫した家族経営の元、今や押しも押されもせぬグラン・メゾンとして世界に名を馳せている「ボランジェ」。
創業者のドイツ人、ジャック・ボランジェ氏によって1829年にスタートした歴史あるメゾンですが、五代に渡って脈々と継承されてきた家族経営によって徐々に自社畑を拡大していった結果、現在は70%が自社の畑という、高い自社畑比率を保っています。
「ボランジェ・エール・デー」は、「ジェームズ・ボンドお気に入りのシャンパーニュ」としても知られるスペシャル・キュヴェ。
「RD」とは、「Recemment Degorge(レサマン・デゴルジェ)」、和訳すると「直近に澱抜きを行った」という意味で、その通り「出荷直前まで澱引きを行わない」という類まれなコンセプトを持ったシャンパーニュなのです。
澱の上で長期に渡る熟成期間を経たシャンパーニュは、直前にデゴルジュマンすることにより、かつてないフレッシュさとアロマティックな印象を持ち得るようになったといいます。
2004年ヴィンテージの「ボランジェ・エール・デー」、 パーカーポイントは97点を獲得しています。