グラン・クリュ、アイ村の2km北に位置するアヴネ・ヴァル・ドール村で5代続くドメーヌ。
祖父の時代、1870年代から有機栽培を模索し、父親が2004年に全ての科学的薬品の使用を中止し、1991年から現当主、マルクが引き継いでいます。
オーギュスタン5代目当主、マルク・オーギュスタンが作った造語「クール・ヴィキュルトゥール」という造語は、Coeur(気持ち)Viti Culture(栽培)を組み合わせた造語でオーギュスタンのワイン造りを、よく表現しています。
2012年にはエルヴェ・ジェスタンと出会い、栽培だけでなく、モストをワインに変化させる醸造の重要さを学び、オーギュスタンのワインは大きく進化しました。
所有畑は9haで全てビオディナミですが、その大半をルクレール・ブリアン、マルゲ等、考え方を同じくする造り手に販売しており、自分達で醸造するのは2ha分のみ。
家族4人だけで、栽培から瓶詰めまでをクール・ヴィキュルトゥールの考え方で行える規模は2haが最適と考えており、自身のこだわりを貫いています。