ドメーヌ・ルーロは、1830年代から続く由緒正しいドメーヌ。
現在の評価としては、コシュ=デュリ、ラフォンと並んでずば抜けて評価の高いドメーヌのひとつと言えます。
凝縮感の強いコシュ=デュリ、ミネラリーなスタイルのラフォンに対して、ルーロは酸のキレが特徴といえるでしょう。
一般にはピュリニーを思わせるようなミネラル感と酸のキレですが、ルーロは「このミネラル感こそがムルソーの本来の特徴である」とさえ述べています。
たしかに、教科書的なムルソーの特徴といえば、「バターの香味とリッチなスタイル」ですが、近年のムルソーのワインとしてはこうした「トラッド」なスタイルに対して、ルーロのようなスタイルを筆頭とするミネラリーで「モダンな」スタイルの生産者が増えています。